新たな門出を迎えたあなたへ
新年度が始まり、入学や入社など、人生の大きな転機を迎えた人も多いのではないでしょうか。
春は出会いと別れの季節と言われますが、4月からは新しい環境で初対面の人も増え、新たな出会いが増える時期でもあります。
人は一生のうちにどれだけの人と出会うのかを調べてみると、諸説ありますが、人生で何らかの接点を持つ人の数は約30000人と言われているようです。人生80年として、毎日1人と出会うと仮定した場合の数ですが、世界や日本の人口から考えても、出会いの数はほんのわずか。これまでも、これからも出会う人がとても貴重な存在に思えてきます。
先日、経済産業省でも入省式が行われ、新しい仲間が加わりました。
この4月に新社会人となった皆さんは、これから社会の一員としての新たな一歩を踏み出しましたね。人との出会いはもちろん、これまでとは異なる環境に身を置くこととなり、今まで知らなかった世界との出会いが次々と訪れ、これまで以上に世の中の動きが気になるかもしれません。
そんな新たな門出を迎えたあなたへ、今月の政策特集では世の中の動きの基礎的なところを学べるよう、
「新社会人必見!経済政策5つのキーワード」と題し、今知っておくべき経済産業政策についてわかりやすくご紹介します。
キーワードとしてご紹介するのは「DX(デジタルトランスフォーメーション)」、「経済安全保障」、「GX(グリーントランスフォーメーション)」、「SX(サステナビリティトランスフォーメーション)」、「通商」の5つです。
これまでの政策特集のような、1つのテーマを深掘りしてご紹介するような形式ではなく、5つのキーワードを軸に、分野横断的に学べる内容です。
少しだけ、その中身をご紹介すると、
まずは1つ目の「DX」。過去の政策特集でもご紹介していますが、改めて、ここ数年で日本のデジタル化はどこまで進んだのか、また、今後の政策の方向性についても触れていきます。
2つ目の「経済安全保障」については、そもそも経済安全保障とは?経済と安全保障って関係があるの?といった疑問にお答えし、経済産業省の取り組みと併せて解説します。過去の政策特集の中でも、経済・産業政策の重点ポイントとして解説していますのでご覧ください。
3つ目の「GX」。そもそもGXって何?という方にはこちらの記事もおすすめですが、今なぜクリーンエネルギーを中心とした経済社会・産業構造への転換が必要か、そのためにどのような政策を行っているのか、具体的な事例を交えてご紹介します。
4つ目「SX」については、企業の経営変革に重要なキーワードとしてなぜ今SXが求められているのか、基礎的な内容についてご紹介します。まずはSXを1分で知りたいという方はこちらの記事へどうぞ。
そして5つ目の「通商」では、足下の国際情勢で社会人として知っておくべきことや、日本がどういう立場であるか、理解が深まる内容です。いよいよ始まるG7については、過去の政策特集でも詳しくご紹介しています。また、WTOについても職員インタビューの中でも解説しているので、併せてチェックしてみてください。
目の前を飛び交うビジネス用語や経済の話題に、ベースとなる知識があれば、社会に関わることがもっと面白くなるはずです。 もちろん、キーワードに関する最新情報が知りたいという方や、今後の政策の方向性をしっかり抑えておきたいという、ビジネスに関わる全ての皆さまにもお役に立てると思います。ぜひ今月もお楽しみください。
ちなみに、METI journalオンラインに、新たに資源エネルギー庁の「エネルギーの「これまで」と「これから」」サイトへの入口ができていること、お気づきでしょうか?
「エネこれ」では、エネルギーに関するさまざまな話題を分かりやすく紹介しています。
こちらも併せてぜひご覧ください。
METI journal オンラインは、新年度も新たなの出会いやこれまでの繋がりを大切にしていきます。
経済産業省広報室/METI Journalオンライン編集チーム
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