大阪・関西万博特集

【万博60秒解説】官邸のミャクミャクが「ミャクロイド」に進化!?

遂に開幕した大阪・関西万博。内閣総理大臣の官邸にいるミャクミャクですが、最近、どうも更なる「進化」を遂げ、アンドロイドになっちゃった?みたいなんです。そのあたりの状況を当省随一の「ミャクミャク・ウォッチャー」がレポートします。

会場でも大人気のミャクミャクさま

開幕前から既に多忙を極めるミャクミャクの姿をお伝えしてきましたが、開幕後も大忙しの様子。ミャクミャクと写真撮影もできる会場内の「ミャクミャクハウス」には、連日、人だかりができています。4月、5月は先着順で限定ピンバッチをもらえる特典も。会場のお土産屋さんにも、会場限定の多種多様なミャクミャクグッズがいっぱいです。ミャクミャクのカチューシャを付けた女の子たちも会場内で数多くみかけます。万博会場は、さながら「ミャクミャク・テーマパーク」ではないかと見紛うばかり。

官邸のミャクミャクは「ミャクロイド」に進化?

そうした中で、先週あたりから、人が通りかかると反応して言葉を発する官邸エントランスにいるミャクミャクの様子が以前とは違っているとの目撃情報が!現場に急行してみると、ちょっと以前とは異なる趣が漂っています。ボキャブラリーも増え、反応も洗練されている感じ。

現場でつぶさに観察をしていると……

官邸に入っていく人。官邸を出て行く人。目の前で手をふる人。写真を撮ろうとスマホをかざす人。それぞれに異なる言葉を発しています。

一説によると、最新のコンピューターとセンサーが実装され、人の動きを検知して、動きに応じて異なる言葉でリアクション。アンドロイド研究の第一人者である石黒プロデューサー及び関係者の方々のご知見をお借りして、会話機能が抜本的に強化されているとの由。目の前の人影が進む方向やポーズなども検知して、それによって、ランダムで言葉を発しています。ただ、自由に会話する機能までは装備していないはずなのですが、石破総理とだけは、自然な会話のようなやりとりが奇跡的に成立していました。

(ミャク) ミャクミャクと一緒に万博に行ってくれる?

(総 理) はい。

(ミャク) 大屋根リングに一緒に登りたいな。

(総 理) そうだね。いよいよ明日開会式だね。頑張ろうね。

(ミャク) わぁ、コンビ二にもチケット売ってる。チケットいろんなところで買えるね。

(総 理) そうだね。

ここまで来ると、これは「ぬいぐるみ」でも、「置物」でもありません。ミャクミャク・アンドロイド、略して、「ミャクロイド」が爆誕です!

先日は、米国との交渉に向かう赤澤大臣も元気にお見送りさせていただきました。

会場でも会場外でも、ますます大忙しのミャクミャク。これからも万博を盛り上げてくれるようですよ。

経済産業省 博覧会推進室

【リンク先】
ミャクミャクは今日もお仕事中

ミャクミャクハウス