今月のヒトコト

日本の夏、盆踊りの夏

夏、楽しみましたか?まだまだ暑いとはいえ、もう9月。夏の終わりを感じ始めると、毎日暑い暑いと文句を言っていたことも、キラキラした夏の思い出のひとつとして、なんだか恋しくなってくるのは私だけでしょうか。

今年の夏はイベントものが、質・量いずれの観点からもコロナ禍前の水準に戻ってきた感覚があり、例えば私の家の周りでも、ほぼ毎週末、様々な公園や神社でお祭り/盆踊り大会が開催されていました。

個人的に、特に心に残っているのが、家から一番近くの公園で催された町内会主催の盆踊り大会。区議会議員さんのご挨拶で開会式が始まるということだけでも気合いを感じます。そして、いよいよ盆踊りスタート。本気の盆踊りって、DJがいるのですね。その道30年と言われる方が、軽妙なトークを挟みながら、盆踊りの曲をかけていきます。だんだんと踊りの輪が広がる中、普段のお祭りではどちらかというと飲む&食べるを楽しむ派な私も、DJのトークについつい誘われ、輪の中にジョイン。壇上の熟練した踊り手さん達の見よう見まねで、子どもから大人までが一同に楽しむ盆踊り、いいものだなぁと、コロナ禍を経て4年ぶりの新鮮な発見でした。約3時間、短い休憩を挟みつつも、美しく踊り続けられた壇上の踊り手さんには感服です。

また、振り返っても驚きなのは、3時間のうち、登場した曲が3種類のみ(東京音頭、炭坑節ともう1曲(地域の名を冠した音頭))でローテーションしていたこと。飽きさせないDJの力量、色褪せない名曲のパワー、そして盆踊りという場のマジックに、深く感心した次第です。

METI Journal 8月の政策特集は「夏休み親子企画 試験に出る経済・産業」と題して、METI Journalでも日頃から取り上げている、エネルギーや環境をはじめとしたテーマについて、「めてぃ子さん一家」と一緒に学び、ご家族の間でも語り合っていただけるような構成でお届けしました。

“【親子で学ぼう時事問題】「時事問題はこう考える! サピックス岡本講師が語る「子どもたちに伝えたい4つの視点」”では、時事問題をより生きた学びとするためのヒントや親子で話し合う意義やメリットなどについて、進学教室・サピックス小学部で社会科を担当する岡本茂雄さんへインタビュー。多様性の時代に、「さまざまな立場の人に寄り添」うこと、「自分とは違う誰かの考えを想像」することの大切さを子どもたちに伝えていらっしゃる岡本さん。大人としても、今の時代に学び続ける上で、はっとさせられる内容ではないでしょうか。

“【親子で学ぼう時事問題】地球温暖化と電力・エネルギー”では、パリ協定、カーボンニュートラル、エネルギーミックスなど、エネルギー・環境政策を考える上では欠かせないキーワードについて、解説しています。お子さまの学びにはもちろんのこと、大人の読者の方も、おさらいいただくのにピッタリです。

“【親子で学ぼう時事問題】プラスチック削減と資源循環社会”では、身近な環境テーマである「プラスチック」にフォーカスを当て、その削減及び循環の必要性や、資源循環型の社会を目指すための官民での取組を紹介しました。日々のお買い物でも目に触れるレジ袋をきっかけに、親子で語り合っていただくのもおすすめです。

また、前回のヒトコトでも触れたとおり、4年ぶりに入場制限なしの経済産業省こどもデーを、8月初頭に無事終えることができました。ご来場いただいた皆さま、誠にありがとうございました!子ども達の活気溢れる会場の様子や、新たな中高生向け「仕事体感プログラム」の企画などの結果のご報告を、“「体験しながら仕事を学ぶ「経済産業省こどもデー」”にまとめています。

“METI解体新書”では、日本発の創薬スタートアップの創出、海外への展開を政策面で後押しする職員の熱い思いをご紹介。

60秒早わかり解説では、今世界中で注目されている産業の一つである「半導体」を取り上げました。ニュースでも良く耳にする「半導体」について、 “知っておきたい経済の基礎~半導体って何?”において、基礎の基礎から、コンパクトに解説しています。

そして9月号の特集は、食欲の秋!「食を支えるイノベーション」。健康医療、ロボット、バイオ、アトツギなど、経済産業省が取り組む様々な政策分野・角度から、一貫して「食」に関連したイノベーションの種をご紹介していきます。どうぞお楽しみに!

経済産業省広報室/METI Journalオンライン編集チーム

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