ネットで買ったその商品、ニセモノかも!?
ネットショッピングを利用する20代前半の若者のうち、コピー商品の購入経験がある者の45.5%が、コピー商品と知らずに購入してしまった経験があるという。
焦る気持ちが落とし穴
「口コミまで調べたから大丈夫」、「掘り出し物だから早くおさえないと」そんな気持ちが、落とし穴になってしまうのかもしれない。
コピー商品は、本物と比べて品質が著しく劣ることが多い。また、支払ったお金が犯罪組織に流れる可能性もある。さらに、コピー商品と気づかないままほかの人に売ってしまったら、罪に問われる場合がある。
チェックポイントを紹介
経済産業省・特許庁は、12月2日から1月31日までコピー商品撲滅キャンペーン「しっかり調べて Nice Judge!!」を実施している。
特設サイトでは、コピー商品を買わないためのチェックポイントを紹介。コピー商品を見分けるには複数のポイントで総合的に判断することが必要だ。
さらに特設サイトの「教えて!Nice Judge先生!!」では、アパレルブランドプロデューサーやファッションモデルの方などを先生として、自身の経験を紹介するコンテンツも順次公開予定だ。
普段のリサーチにニセモノを買わないポイントをプラスして、 “Nice Judge!!”で安心してショッピングを楽しんでほしい。
「偽除御守」で広く周知
また、特設サイト開設と同時に、各種SNSなどを通じて、キャンペーン動画を配信するとともに、今回初めて全国5カ所の主要駅(※)にてピールオフ広告(ポスターに貼り付けられている物を自由に剥がして持ち帰ることのできる広告)を展開し、スマホ用のタッチペンが入った「偽除御守」を配布して、キャンペーンを広く周知する。
※ 東京メトロ新宿駅、JR札幌駅、名古屋駅、大阪駅(12月8日まで)、西鉄福岡(天神)駅(12月10日まで)
【関連情報】
コピー商品撲滅キャンペーン「しっかり調べて Nice Judge!!」を実施します(ニュースリリース)
※記事について、若者のコピー商品購入割合が誤った母数の表記であることが判明したため修正しました。(2021年9月16日)
(正)ネットショッピングを利用する20代前半の若者のうち、コピー商品の購入経験がある者の45.5%が
(誤)ネットショッピングを利用する20代前半の若者の45.5%が