60秒早わかり解説
自動車電動化で悩む部品サプライヤーに強いミカタ
2035年までに、乗用車の「新車販売=100%電動車」を目指すという政府目標。
それはつまり、ガソリン車やその部品の減少と、同時に電動車やその部品の増加が見込まれることを意味します。対応に悩む自動車部品サプライヤーの皆様をサポートする、強いミカタを紹介します。
自動車産業「ミカタプロジェクト」始動!
経済産業省は、需要減少が見込まれる部品を製造する中堅・中小サプライヤーが、電動車部品の製造に挑戦するといった「攻めの業態転換・事業再構築」を支援するミカタプロジェクトを開始しました。電動化や脱炭素に向けどのような取り組みが効果的か『見方』を示し、企業の『味方』として電動化対応をサポートします。
検討状況に応じた伴走支援で後押し
「ミカタプロジェクト」は、企業の検討状況に応じて、窓口相談、セミナー・実地研修、専門家派遣(最大5日間無料)、事業再構築補助金による設備導入補助など、各種支援策で後押しします。
例えば、今までエンジンを主に製造してきたメーカーにとっては、電動車部品の製造に舵を切ることは想像できないかもしれません。でも、まずは相談にお越しいただき、セミナーを受講したり、専門家に話を聞いたりすることで、自社の技術を活かして電動車部品製造への道を切り拓いていただきたいと考えています。
全国各地で、相談受付・セミナー始まってます
8月下旬から、全国各地で相談受付やセミナーなどが始まっています。お近くの相談窓口やセミナーなどの最新情報は、随時経済産業省の特設ページで更新しています。セミナーはオンライン開催もありますので、自動車の電動化を目指すサプライヤーの皆様はぜひご確認ください。
経済産業省 自動車課
【リンク先】
自動車の電動化に伴って影響を受ける中堅・中小自動車部品サプライヤーの業態転換・事業再構築を全国で支援します(ニュースリリース)