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ドバイから大阪・関西へ、関ジャニ∞がつなぐ想い(前編)

現在開催中の「2020年ドバイ国際博覧会(以下ドバイ万博)」で、日本館のPRアンバサダーを務める関ジャニ∞(エイト)。「Dubai to Osaka,Kansai」を合言葉に活動し、万博や日本館についての情報発信を行っている。彼らが考える「万博」はどのようなイベントであり、ドバイから大阪・関西へ、どんな想いをつなごうとしているのか。

前編では、万博に関する過去のエピソードや、PRアンバサダーとしての意気込みなどを聞いた。

万博は「身近な存在」

-メンバーの中で村上さん、横山さん、大倉さんは大阪出身です。みなさんが生まれる前ですが、1970年の大阪万博についてのエピソードを聞いたことはありますか。

村上 以前、テレビ番組で大阪万博を取り上げたとき、開門と同時に目当てのパビリオンをめがけて群衆が突進していく当時の映像に圧倒されました。その時のテクノロジーでは制御できないほどの、凄まじい熱狂を感じました。

横山 万博ではないですが、1990年の花博(国際花と緑の博覧会)に、親に連れられて行きました。『世界一大きな花があるから見に行こう』と言われ、すごくワクワクした気持ちを今でも覚えています。会場は来場者がとても多く「祭り」のような雰囲気で、子どもながらに感銘を受けました。2025年の大阪・関西万博も、子どもは凄くワクワクするでしょうね。万博という若い世代に感動を与えられるようなイベントに携われることを嬉しく思います。

大倉 万博記念公園(大阪府吹田市)の横に遊園地があった頃、そこに父親と行った際、大阪万博について会話したことがあります。父が子どもの頃の話でしたが、遊園地が楽しかった記憶ばかりで、内容はあまり覚えていません…。

村上 「エキスポランド」ですよね。16-7歳の頃、そこでアルバイトをしていたことがあります(笑)あと、公園内の岡本太郎さんの「太陽の塔」がある場所で、関西ジャニーズのライブを開催しました。

インタビューを受ける関ジャニ∞のみなさん(写真左から横山裕さん、安田章大さん、丸山隆平さん、村上信五さん、大倉忠義さん)

-皆さん何かしらのレガシー(遺産)には触れているのですね。

大倉 そうですね。特に、岡本太郎さんの作品には多くの地元の方が触れていると思います。「生命の樹」(岡本太郎氏の作品)も拝見しました。当時の方は、この作品を見て何を感じたのだろうかと、考えましたね。リアルな大阪万博は知りませんが、私たちにとっては何かと身近な存在です。

ドバイから大阪・関西につなぐ

-ドバイ万博では、日本館のPRアンバサダーに就任されました。

安田 こんな大役をいただいてとても幸せです。ドバイ万博日本館のテーマは「アイディアの出会い」ですよね。私たちの仕事もまた、多くの“出会い”で成立していることもあり、共感しています。いまはドバイから2025年の大阪・関西万博に向け、私たちが未来の子供たちに対してどんなことができるかを模索しているところです。

「未来の子供たちに対してどんなことができるかを模索している」と安田さん。

大倉 ドバイから次の大阪・関西万博につながる存在ということで選んでいただき、嬉しいかぎりです。ドバイ万博で紹介されているテクノロジーは、それぞれが人の人生を豊かにするもの。大阪・関西万博では、さらに一歩進んだ技術が見られると思いますが、その一方で海外から来られる方には、大阪ならではの人情味や心の豊かさなどアナログな部分も感じて欲しいです。昔ながらの日本の良さと、最新のテクノロジーの双方を伝えられるように、ドバイから大阪につないでいければと考えています。

丸山 コロナ禍でドバイになかなか渡航できない状況ですが、バーチャル日本館にアクセスすると万博を体験することができます。これを機にドバイ、そして世界のことをもっと知りたいですね。そして、私たちも関西からエンタメや食文化など、さまざまな情報を発信することで、多くの人がより世界を知るための「橋渡し」的な役割を担えればと思います。

「より世界を知るための『橋渡し』としての役割を担えれば」と丸山さん。

-開催都市のドバイは大阪府の姉妹都市でもあります。みなさんはドバイに対して、どんな印象がありますか。

横山 ドバイにはずっと行きたいと思っていますが、残念ながら訪問できていません。また、ドバイと大阪は人の感じなど、似ているところがあると聞いたことがあり、気になっています。2025年に向けて、万博を盛り上げていければと思います。

村上 横山君が言う「大阪と似ている」ところは、国民が人懐こいという印象ですよね。サッカー「アジアカップ」の取材で初めてドバイに行ったときは、空港や街並みなど大都会のスケール感に圧倒されました。ですが、日の丸を身につけていたら、税関のスタッフに「今日は日本のゲームがあるね。頑張って!」と温かい励ましをもらうなど、滞在中はアットホームな雰囲気でしたね。それも経て、PRアンバサダーとなったので、ご縁を感じています。

後編に続く)