60秒早わかり解説
無限の可能性を秘める コンテンツ連携
10月25日~11月3日の日程で開催されている東京国際映画祭(TIFF)では、映画と他ジャンルのコンテンツがコラボレーションするなど、国内外から集まる多くの人に日本コンテンツの魅力を発信している。今後、コンテンツがさらに様々な人やものと連携することによって、新しい可能性が広がるだろう。
コンテンツ×コンテンツ
今年30回目の開催を迎える東京国際映画祭では、映画とアニメ、音楽、歌舞伎など、異なるジャンルのコンテンツがコラボレーションした企画が開催される。国民的コミックが、壮大で圧倒的な世界観を実写映画化するなど、新たな魅力の創出や発信を目指している。
コンテンツ×中学生
「TIFFティーンズ映画教室2017」では中学生たちが映画を作り、その成果をスクリーンで発表する。少年少女が映画作成の素晴らしさを楽しみながら体験することで、未来の映画クリエーターがここから育っていくだろう。
コンテンツ×新技術
近年、VR/ARのゲーム・映像の製作が行われ、専用デバイスやスマホを通して多くの人が楽しんでいる。10月27日~29日、お台場・日本科学未来館で開催されるデジタルコンテンツEXPOでは、VRやAI(人工知能)などの次世代コンテンツ技術を体験できるプログラムが実施されるなど、コンテンツの楽しみ方も変わってきている。
コンテンツ産業の更なる発展に向けて
日本のコンテンツ産業の市場規模は、世界第3位の約12兆円と大きいが、近年は横ばいの傾向。今後さらに拡大させていくためには、海外への展開に加えて、コンテンツと多様な産業が連携し、新しいビジネスを生み出していくことが鍵となる。
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