60秒早わかり解説
スタートアップの祭典SXSWとは
海外展開の足がかりに 日本のスタートアップも参加
今週末3月8日から17日にかけて、米国最大級のスタートアップイベント・SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)が開催される。日本でも海外展開のきっかけを得る好機会として年々注目が増しており、今年も日本のスタートアップが出展を行う。
最新トレンドを発信
SXSWは1987年に音楽の祭典として始まったが、現在は音楽・映画・テクノロジーといった多分野にわたる総合的なイベントとなっている。スタートアップ関連のイベントとしては、1月に開催されるCES(毎年15万人以上が訪れる家電見本市)と並び米国最大級の規模であり、毎年、各分野の最新トレンドを発信している。
最新技術やサービスを披露
今回のSXSWには、「J-Startupパビリオン」として10社の日本のスタートアップが出展する予定だ。同パビリオンは、SXSWのメイン会場であるTrade Showに設置される。また、12日には、出展企業によるデモンストレーションも実施され、最先端素材を使った製品やプログラミング教育サービスなどがお披露目される。
ロールモデル創出を
J-Startupは、2018年6月から開始された、グローバルに活躍するロールモデルを創出するための官民によるスタートアップへの集中支援プログラムだ。その一環として、SXSW含め、米国のCESや欧州最大規模のスタートアップ展示会・websummit等複数のイベントにJ-Startupパビリオンを出展し、商談機会の提供や現地メディアカバレッジ獲得などを支援している。これまでJ-Startupを通じて50社以上が国際展示会に参加しており、グローバルに活躍する企業が増えていくことが期待される。
【関連情報先】
SXSWのJ-Startupパビリオンに関するプレスリリース