大阪・関西万博特集

【万博60秒解説】何だよ、万博会場ってエンタメ・ワンダーランドじゃんか!

まもなく開幕する大阪・関西万博。会場内には、未来のエンターテイメントを提供する施設も数多く用意されています。経済産業省の担当者が「独断と偏見」を交えて、見どころを簡単に紹介していくシリーズ。今回は、ゲームやアニメ・コンテンツなどエンタメをめいっぱい満喫できる展示について、既に紹介済みのものも含め、まとめて紹介します。

モンハンの世界を360°大音響と振動で没入空間へ

この国内パビリオンもすごい②」で紹介した大阪ヘルスケア・パビリオン。併設施設の“XD HALL”は、人気ゲーム「モンスターハンター」の世界に入り込める最先端の没入空間です。ホール内で専用のARデバイスを装着し、360度シアター、イマーシブサウンド、床振動。そこには、あたかも目の前にモンスターがいるかのようなモンハン・ワールドを現出。すべてが融合した没入体験は、ゲームの未来を先取りする大興奮の空間です。超人気アトラクションなので、観覧予約をお早めに!

ガンダム三昧、万博、いきまーす

(出典:博覧会協会) ©創通・サンライズ

ファーストガンダムと地続きの斬新な設定で、ガンダム最新作「ジークアックス」が注目を浴びていますが、バンダイナムコが出展するパビリオンも、ガンダム好きが行かない訳にはいきません。会場でしか見られない、ガンダムの世界観が詰まった豪華キャストによる完全新作もまた、ファーストガンダムと地続きの世界線なのか? 「宇宙での暮らし」と「まだ見ぬ科学技術」と合わせて、体験型展示で存分に味わえます。パビリオンの前にそびえ立つ高さ約17メートルの実物大の万博仕様RX-78F00/Eガンダム像が皆さんを待っています!

マクロス監督が描く「いのちの合体・変形」

©︎Vector Vision / Concept KAWAMORI Shoji / Illustration EBATA Risa

あの「超時空要塞マクロス」シリーズのクリエイター、河森監督のパビリオンというだけで期待が爆上がりしちゃいますが、「いのちをめぐる冒険」と題したパビリオンのコンセプトはズバリ、「いのちは合体・変形だ!」。最新テクノロジーを駆使した「超時空シアター」(←名前からしてステキ)では、VRゴーグルでパーソナルでありながら他の来場者と一体感のある完全没入体験を提供。宇宙スケールで生命の連鎖の大叙事詩が描かれます。いのちの繋がりを描く音響と振動のインタラクティブ空間「ANIMA!」、22K超高精細モニターでリアルタイムの地球を映し出す「宇宙の窓」、微生物の分解を可視化する「無限メタモルフォーゼ」……。ここだけでしか感じられないアトラクションがいっぱい! 河森世界観がにじむアテンダントのユニフォームにも注目です。

アニメ聖地巡礼、パリJAPAN EXPOの里帰り、日本のキャラクターがあちこちで大競演

アニメ化されて認知度が更に急上昇中のミャクミャクだけではありません。会場内には、日本を代表するキャラクターがあちこちに登場。あの「ポケモンGO」には、万博(EXPO)にちなみ、「アンノーン(E)」「アンノーン(X)」「アンノーン(P)」「アンノーン(O)」が登場。日本発の文化現象として、各地に大きな経済効果を生み出しているアニメの「聖地巡礼」を真面目に紹介するイベントやら、会場限定の「桃太郎電鉄」で地域の魅力を知るイベント、毎年パリで何万人も集客し日本発キャラクターのコスプレイヤーでも賑わうという海外での日本文化の伝説的な祭典“Japan EXPO Paris”が4月26日~27日限定で、日本に堂々の里帰り! ハローキティも、ドラえもんも、ブラックジャックも、鉄腕アトムも、アルプスの少女ハイジも、さまざまなパビリオンで大活躍。Eスポーツの大会もあり…… おっと、紙幅は尽きかけてますが、まだまだ紹介したい展示やイベントが尽きません。

万博は、日本のコンテンツが世界に向けて競演する世紀の大祝祭! 未来のエンタメを体感する唯一無二の実験場でもあります。ぜひ会場でお確かめを!

経済産業省 博覧会推進室

【リンク先】
カプコン公式サイトプレスリリース
GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION 博覧会協会HP
GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION 公式HP
河森館HP
Japan EXPO Paris in Osaka 公式HP
ポケモンGO プレスリリース