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60秒早わかり解説
先日、経済産業省は、㈱産業革新投資機構(JIC)の来年度の財投要求を取り下げました。
この財投要求は、JICの活動を拡大するために資本を厚くすることを目的とするものでした。現在、JICは、本年9月の法人発足時に㈱産業革新機構から全ての資産を承継しており、現預金1,604億円程度も引き継がれています。この資金や政府の保証による借り入れによって、INCJの事業は継続的に行うことができます。
本年9月に設立されたINCJについては、以前と同じルールの下、同じ経営陣が運営を行っています。
INCJの活動資金は、親会社であるJICから供給されることになっていますが、JIC経営陣の辞任により、INCJにとって必要な資金の提供が停止することはありません。
投資先とINCJの関係については、これまでのやり取りは何も変わることなく、これからも積極的に支援をしていきます。
親会社であるJICについては、INCJへの資金供給を続けながら、新経営陣を迎える準備をできるだけ早く行えるように進めてまいります。