60秒早わかり解説

10月1日は「デザインの日」!

10月1日は「デザインの日」です。デザインは、生活・産業・文化においてますます重要となっており、私たちの毎日を支えています。

「デザインの日」とは

「デザインの日」は、1990年、デザインの社会への一層の浸透を図ることを目的に、当時の通商産業省(現 経済産業省)が定めました。日本のデザイン政策が本格的に開始された「デザイン奨励審議会」の設置日である1959年10月1日が由来です。

10月1日を、身近なデザインに気づくきっかけに

身の回りに存在するものは全て誰かがデザインしたものです。
「デザインの日」を活用し、デザインの役割を広く発信することで、日々の暮らしを支える身近なデザインに、多くの人々が目を向けるきっかけになればと考えています。

WDO世界デザイン会議東京2023、34年ぶりに日本で開催

2023年10月、デザインの国際団体である世界デザイン機構(WDO)が主催する世界デザイン会議が東京で開催されます。日本での開催は34年ぶりです。前回開催の名古屋(1989年)では、デザインを通じて私たちの生活・産業・文化のあり方を考える「デザインイヤー」運動を全国で展開しました。今回は、「デザインを通じた明日への展望」をメインテーマに、新たな人間像、環境問題、DX等からデザインのあり方を考えます。

「デザインの日」ロゴマークとポスターをデジタル化

世界デザイン会議が34年ぶりに日本で開催することに伴い、経済産業省では「デザインの日」のロゴマークやポスターをデジタル化し、無料でダウンロード・活用できるようにしました。

ロゴマークやポスターのデザインは、「東京オリンピック1964」のポスターや、グッドデザイン賞、NTT、ニコンなどのシンボルマーク・ロゴタイプなどを手がけた、日本のグラフィックデザイン界のレジェンド・亀倉雄策氏(1915年-1997年)によるものです。ぜひご活用ください。

亀倉雄策氏が手がけたデザインの一例

「デザインの日」ロゴマーク・ポスター

経済産業省 デザイン政策室

【関連情報】
「デザインの日」ロゴマーク・ポスター ダウンロードページ
世界デザイン会議東京2023