60秒早わかり解説
意外と知らない ガスの安全な使い方
毎日の生活に欠かせない「ガス」の本当に安全な使い方を知っているだろうか。日々の使い方に加え、トラブルへの対処法など、改めて見直してみよう。
ガス臭い=換気扇をつけるのはNG!
ガスは本来無臭だが、漏れたときにすぐに気づくように特有の臭いをつけている。ガス臭さを感じたとき、すぐに換気扇をつけてしまいそうだが、実は危険。換気扇や電気のスイッチは着火源になる可能性があるので絶対に触らないこと。まずは窓を大きくあけて、元栓を閉めてほしい。
換気不足に注意!
換気が足りない状態でガス機器を使うと、一酸化炭素(CO)中毒になる恐れがある。一酸化炭素(CO)は色も臭いも無く、毒性が強い気体のため、ほんの少しでも吸い込んでしまうと気づかないうちに中毒になり、死に至る危険もある。ガス機器を使う際は、換気扇を回すか、窓をあけておくなど、必ず換気をしてほしい。
地震の時は
ガスの使用中に大きい地震が来たときは、まずは自分自身の安全確保を最優先すること。震度5相当以上の地震のときは、ガスメーター(マイコンメータ-)が自動でガスを遮断するので、慌てず揺れがおさまってから使用していたガス機器を止めよう。台所のガスこんろだけでなく、お風呂に使う給湯器なども忘れずに。
安全確認の後、ガスを再び使用するには、復帰操作が必要なので、日頃からチェックしてほしい。
特設サイト「我須野一家の部屋」
都市ガス、LPガスの安全な使い方や注意点については、ガスを愛する「我須野さん」が説明する特設サイトをぜひご覧いただきたい。子ども向けのページや4コマ漫画もあるので、楽しみながら勉強できる。
毎日使うものだからこそ、改めて知ってほしい。
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