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60秒早わかり解説
2019年7月、JIS Z8210(案内用図記号)が改正され、AEDの図記号が加わった。
AEDはここ10年近くで全国に設置が広がったものの、実際の使用率はわずか5%未満だという。AEDは、救急隊や医師の到着を待たずに、居合わせた人が「すぐに」電気ショックを実施することが重要であり、「どこに」AEDが設置されているのか一目でわかる必要がある。これまでは各メーカーが独自のステッカーをAED設置場所に貼っているケースが多かった。JISへの追加を機に、現物だけでなくフロアマップ等にも使用されることを期待したい。
実際に講習を受けていないと、AEDの使用には勇気がいるかもしれない。AEDの設置場所を日頃から意識するだけでも、いざというときに役立つはずなので、ぜひこの図記号を覚えていただきたい。
※後編へ続く
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