60秒早わかり解説

投資家も注目!技術革新の担い手、大学発ベンチャーを表彰


 「大学発ベンチャー表彰2018~Award for Academic Startups~」の表彰式が開催され、大学発ベンチャー7社とその支援大学・支援企業が表彰された。

大学は技術革新の源泉

 米国では新産業が、シリコンバレーやボストンのような地域において大学から生まれている。最近では、中国をはじめとするアジアでも、大学は技術革新の源であり新産業を生み出す基盤となっている。そういった大学の研究成果等を具現化したのが大学発ベンチャーであり、新市場の創出を目指す「イノベーションの担い手」として期待されているのだ。

大学発ベンチャー支援を促進

 大学発ベンチャーのプレゼンスの高まりを背景に、大学などにおける研究開発成果を用いた起業および起業後の挑戦的な取り組みや、大学や企業から大学発ベンチャーへの支援を促進するため、2014年に大学発ベンチャーを表彰する制度を創設した。 経済産業省でも、大学発ベンチャーデータベースの構築や大学発ベンチャーの好循環を目指した「大学発ベンチャーのあり方研究会」発足など、多方面から支援を実施している。

次世代AIアルゴリズムに期待

 今回、経済産業大臣賞を受賞したエイシングは、独自のAIアルゴリズム(計算手法)「Deep Binary Tree(DBT)」を開発・活用する岩手大学発ベンチャーである。DBTは、学習精度が高く、軽量のリアルタイムAIを提供でき、今後は製造業のスマート化やIoT向けのエッジデバイス等において活用が期待されている。

 今や大学発ベンチャーは2000社を超えるが、今後も持続的に生み出せるよう、引き続き支援していく。

【関連情報】

「大学発ベンチャー表彰2018」受賞者が決定し、表彰式を開催します!

大学発ベンチャー表彰(JST)

大学発ベンチャーデータベース

大学発ベンチャーのあり方研究会