今月のヒトコト

細く長く。

 2025年に開催される大阪・関西万博まで、あと1000日を切りました。7月18日に開催されたイベント「1000 Days to Go!」では、公式キャラクターの愛称やテーマソングが発表されるなど、20年ぶりに日本にやってくる万博の足音が、少しだけ近く大きく、聞こえてきたような気がします。

 せっかくなので、こちらの公式キャラクターのプロフィールをご紹介しましょう。
 生まれは関西、どこかにある小さな湧水地。細胞と水がひとつになったことで生まれた不思議な生物。得意なことは、雨上がりに虹を見つけること(素敵!)。なりたい自分を探していろいろな形に姿を変えていくのも得意で、人型以外にもこんなバリエーションが。

 ただし、姿を変えすぎて、元の姿を忘れてしまうこともあるそうで。ぜひ、人間の姿は忘れないでいてほしいものです。個人的には、こちらの、楽しそうなポーズが推しです。かわいい。

 さて、こちらのキャラクター、冒頭に書いたように先日の1000日前イベントで愛称が発表されたのですが、ご存じですか?

 “ミャクミャク”

 今まで脈々と受け継がれてきた私たちのDNA、歴史や文化、知識や技術、そして更なる可能性をその身に宿して、私たち人間の素晴らしさを「脈々」と未来に受け継いでくれる存在。そんな願いを込めて名付けられました。

 そう言われると、何だか親近感がわいてきます。初めて出会った存在のはずなのに。もしかしたらあのときも、この瞬間も、いつもそばから私の命の脈動を陰から見守っていてくれたの・・・?
(ここで後ろを振り返る)

 “脈”。

 脈拍。人脈。山脈。「脈」とは、筋のように細く長く連なっている状態を指す言葉。普段は何事もなかったかのように私たちの認識の中に溶け込んでいて、決して目立たないけれど、必ずいつもそこにある、そしてこれからも着実に続いていく、とっても大事なもの。

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 細く長く。創業当時から地道に培ってきたコア事業をベースにしながら。

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経済産業広報室/METI Journalオンライン編集チーム

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