今月のヒトコト

新しいことを知るワクワクを届けたい

6月といえば梅雨、そして紫陽花(アジサイ)。

雨の日もきれいに咲くアジサイを見ると気分が上がります。
近所の緑道では4月に桜を楽しみ、5月にツツジが咲き、6月にアジサイが見られる素晴らしい環境。
植栽を考えた方に感謝です。
ただし雨が降った後は大量のミミズに占拠されるので、踏まないで通り抜けるために細心の注意が必要です。

経産省で6月と言えば異動が本格化する季節。
平均2年サイクルで全く別の分野の担当になることもあります。
新しく配属された人のために、勉強会など学ぶ機会があるのは経産省の良いところ。
知識をアップデートするのは大変ですが、新しいことを知るのはちょっとワクワクします。

今月の政策特集は、最近、耳にすることが多くなった“量子コンピュータ”。
GoogleやIBMだけでなく、国内の企業や、経産省と産業技術総合研究所も、社会実装に向けて動き出しているんです。
取材を通じ、「計算が速くなるんでしょ?すごそうだけど、何に役立つのかよく分からない・・・」という知識(?)が見事にアップデートされました。

特集を読むと、量子コンピュータとは何か。産業界でどう活用されるのか。そうすると、未来はどう変わるのか、
という問いに答えられるようになります。
極論、「量子」自体は理解できなくても大丈夫です。
特集記事を読んで、ぜひ新しいことを知る楽しさを感じてください。
具体的なユースケースとして想定される、金融・物流・創薬業界の皆様は、特に注目です☆

“60秒早わかり解説”のコーナーでは、この春に経済産業省が公表した「新・素材産業ビジョン」や「未来人材ビジョン」を解説!

高い製造技術を持つことで知られる日本の素材産業(鉄鋼、化学、非鉄金属、セメント、紙パルプなど)は、直面する“カーボンニュートラル“の課題をどう乗り越えるのか。
未来を支える人材を育成・確保するために、雇用システムや教育はどうあるべきか。

経済産業省が出す「○○ビジョン」は文字が多く、全部読むのは大変ですが(申し訳ありません)、ポイントだけ短時間で知りたいという方は、ぜひチェックしてみてください。

6月は祝日がありませんが、自主的に休息をとりつつ、アジサイに癒やされながら乗り切っていきましょう。
なお、アジサイの花言葉は「移り気」「浮気」「無常」だそうです。
誰かにプレゼントする際にはご注意ください。

経済産業広報室/METI Journalオンライン編集チーム

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