大阪・関西万博特集

【万博60秒解説】未踏だ、デジタル学園祭だ、全員集合!

(このイベントがすごい⑥)

まもなく開幕する大阪・関西万博。会場では、SDGsに関連する様々なテーマに即したイベントが多数予定されています。経済産業省の担当者が「独断と偏見」を交えて、万博会場のイベントの見どころを紹介していくシリーズ。今回は、デジタル人材の育成に関連するイベントを紹介します。

万博会場で「学び」を大いに学ぼう

大阪・関西万博では、期間中、時期を区切って8つの「テーマウィーク」を設けます。地球的な規模の課題の中から一つを取り上げ、その間、対話のためのイベントが集中的に実施されます。7月17日から28日、ちょうど夏休みが始まる頃のテーマウィークのお題は「学びと遊び」。AI時代に人は何を学べばよいのか? ワークショップやトークイベントなどが用意され、世界の人々と一緒に、議論を深めることになります。

万博会場の「学園祭」には、青春の息吹が満ちる!?

「学びと遊び」ウィークのど真ん中、7月19日(土)から21日まで(月・祝)に、万博会場内のEXPOメッセで、経済産業省主催の「デジタル学園祭」を開催します。「学園祭」――学生時代の甘い記憶が喚起される、魅惑的な響きです。優れた若手ITエンジニアの方々がブース展示を出展。中学生や高校生、高専生等の才能輝く代表者たちがテクノロジーを活用して社会課題を解決するアイデアを競います。ただ、会場に集うのは、学生や若者だけではありません。様々な世代のデジタル・クリエイターたちが交流し、未来に向けたアイデアを生み出す場になるはずです。

世界を変える「未踏」の世界に触れる

これまでクリエイティブな人材を発掘・育成してきた、あの伝説の「未踏事業」とも完全連動。場内の未踏事業のブースでは、未踏から羽ばたき活躍する修了生に出会い、画期的なプロダクトやサービスに触れることができます。未踏人材たちは、未踏的アイデアをどう生み出し、どうカタチにしてきたのか。そしてその先に描かれる未来とは。未踏ファンもそうでない方も、デジタルの先にあるトレンドを見極めることができる場となるでしょう。IT人材の発掘・育成事業の成果を確認しつつ、これからのデジタル社会がどこに向かっていくべきなのか。それを見定めることができる、貴重な機会となること間違いなしです。

【リンク先】
デジタル学園祭
デジタル学園祭「全国情報教育コンテスト」
未踏事業