大阪・関西万博特集

【万博60秒解説】ガイドブック未掲載?! 最新パビリオン「空飛ぶクルマ・ステーション」が爆誕 ~空クルがある日常を我が身で体験しよう~

空飛ぶクルマ ステーションの外観(イメージ)

まもなく開幕する大阪・関西万博。経済産業省の万博担当者が「独断と偏見」を交えて見どころを紹介するシリーズ。今回取り上げるのは、博覧会協会より新たに発表されたばかりの『空飛ぶクルマ ステーション』。まだ謎に包まれている最新発表のパビリオンを紹介します。

空飛ぶクルマを誰でも身近に感じられる空間

大阪・関西万博で見ることのできるコンテンツとして、早くから注目を浴びていた「空飛ぶクルマ」。世界各国において開発途中である最先端の乗り物であるがゆえ、その全貌について、詳しくご存じの方は少ないのではないのでしょうか。空飛ぶクルマが身近にある暮らしは、どんな姿になっているのか? そんな未来をいち早く体感できる施設が「空飛ぶクルマ ステーション」です。

場所は、大屋根リングの内側、中心部に近いところに位置。「未来社会のショーケース」「スマートモビリティ」の一環として位置づけられる新規展示として、3月13日に発表されたばかりです。

どんな体験ができる?

提供:日本航空株式会社

提供:オリックス株式会社

「空飛ぶクルマ ステーション」は、空飛ぶクルマが身近になった近未来社会を実際に体感できる展示施設です。

まず、見逃せないコンテンツのひとつは、日本航空(JAL)の協賛で提供される“Sora Cruise(そらクルーズ)”。リアルな映像や立体音響、振動によって没入感を高める最新の技術をふんだんに採用。まるで空飛ぶクルマにリアルに搭乗しているかのような臨場感を体験できる、イマーシブ・シアターです。

実際に運航される空飛ぶクルマに乗り込んで、大阪の上空を巡って空を移動すると、こんな感じ、というのが身体全体で感じ取ることができます。没入体験ですが、専用ゴーグルなどの機器の装着は不要。小さなお子様も保護者の方と一緒に楽しむことができます。シアターの待ち時間には、空飛ぶクルマの「デジタルお絵描き体験」も用意。お子さまも大人も、飽きさせない工夫を凝らします。

空クルが社会実装されるには、機体だけあればよい、ということはなく、航路や離発着に関連する各種のインフラ整備を同時に果たすことが不可欠。万博会場で空飛ぶクルマ専用の離着陸場(「バーティポート」)の整備を実際に担ったオリックスは、こうした離発着場の意義、将来の活用方策などについても動画で紹介予定です。

万博での実際のフライトと併せて2倍楽しめる!

万博会場の西側に位置する「モビリティエクスペリエンス」では、実際の空飛ぶクルマによるフライトも予定。「空飛ぶクルマ ステーション」と併せてご覧いただくことで、「空クル」をより深く楽しめること間違いありません。

なお、「空飛ぶクルマ ステーション」へは、原則として、入館予約が必要です。未来の空への旅を必ず体験されたいという方は、7日前予約などを活用して、予約の上でご来場いただくことをお勧めします。

経済産業省 博覧会推進室

【リンク先】
空飛ぶクルマ ステーション 博覧会協会HP
「そらクルーズ」 JALプレスリリース