【万博60秒解説】ミャクミャクは、今日もお仕事中

まもなく開幕する大阪・関西万博。すっかり世間におなじみの公式キャラクター「ミャクミャク」。遂に待望のアニメも放映され、テレビや動画のＣＭでも、各地のイベントにも、さらには世界各国にも出没し、大活躍中です。当省随一のウォッチャー職員が、ミャクミャクの最近の動向を探ってみると……。

「ミャクミャク」を復習しよう

©Expo2025

もう皆さん、ご存じですよね。ミャクミャクの赤い部分は「細胞」、青い部分は「清い水」。「ミャク＝脈」の二つの音の連続によって、命が続いている音を表現しており、私たち人間の素晴らしさをこれからも「脈々」と未来に受け継いでいってくれる希望が込められています。

ちなみに、選定にあたっては、デザインと愛称を広く一般公募。デザインは計1898作品、愛称は33,917件もの応募の中から選ばれました。デザインの選考委員には歌手でタレントの中川翔子さん、愛称の選考委員には歌手のaikoさんも入っていただいていました。選定時には、それぞれ「このキャラクターを応援していきたい」（中川さん）、「もはや友達のような気持ちです。」（aikoさん）とコメントされています。

都心でも激務に励む、今日この頃

ミャクミャク、今年に入ってから、大阪周辺だけでなく、東京都内でも「目撃情報」が格段に増えています。経済団体の賀詞交換会でちゃっかり並んで挨拶しているかと思えば、羽田空港にも現れて、外国からの観光客に万博を猛アピール。そして、新聞やテレビでも取り上げられているとおり、総理大臣官邸のエントランスでも毎日「勤務中」です。

しかも、先月のある日から、石破総理や官邸を訪問するお客様を見つけては、ミャクミャクから言葉をかけるようにしているらしいのです。どういう仕組みなのかは謎（？）ですが、当省職員の観察によると、官邸を訪れるお客様を見つけては、以下のような言葉を発話していることが確認されています。っどうも毎日、違うセリフを喋っているようですね。言葉を覚えたのは、半年前イベントの時だったのに……。成長が早いですね！

「ミャクミャクだよ～、大阪・関西万博、来てね！」（２月４日）
「もうすぐ大阪関西万博、楽しみだね！」（２月５日）
「元気ですか？今日も一日がんばろう！」（２月６日）

次の日以降も観察を続けていると……以下のような言葉を話していたことも。
「今日はありがとう、大阪・関西万博でまってるよ！」
「みんなでいこう、大阪・関西万博！」
「大阪・関西万博にきてね、まってるよ！」

ミャクミャクとは会場でも会えるかも！？

(出典：博覧会協会)

ちょっとおっちょこちょいだけど、人懐っこい性格で、あらゆる生きものと触れ合うことが大好きだというミャクミャク。開幕に向けて、ますます大忙しで全国や世界を飛び回っていますが、開催期間中は万博会場内にて、実際に「ミャクミャク」が皆様をお待ちしております。ミャクミャクとお友達になった思い出を作りたい方は、ぜひ会場に会いに行きましょう。万博会場で、ミャクミャクと握手！

経済産業省　博覧会推進室

【リンク先】
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