大阪・関西万博特集

【万博60秒解説】万博を支える地域企業をご紹介! ~近畿局発:日本の「弁当」を世界の「BENTO」に~

大阪・関西万博を飛躍の機会と捉え、様々な取り組みを進める地域企業をご紹介する本企画。第7弾は近畿局からお届けします。

創業136年の老舗企業「まねき食品」がつくる「弁当」を世界中の人々に届け、美味しく楽しんでいただきたい。「BENTOを世界に」をスローガンに掲げる同社が万博に出店し、弁当を通じて日本の食文化を広げていきます。

日本初の「幕の内駅弁」のパイオニア

まねき食品は、明治21年に創業し、翌年には日本初の「幕の内駅弁」を発売した、兵庫県姫路市の老舗企業です。「弁当」のほかに「姫路のソウルフード」と称されている「まねきのえきそば」、レストランやカフェ事業、他社とのタイアップ事業と幅広く手がけています。

さらに多くのお客様に届けるために

近年のコロナ禍においては困難に直面しました。しかし「えきそばのドライブスルー」等の斬新なアイデアを基に新しい事業を実施し、危機を乗り越えました。現在はさらに多くのお客様へ美味しさにこだわった商品を楽しんでいただくため、新商品の展開や生産方法が課題となっています。

新商品開発と技術・生産能力の向上

新商品の開発では、崎陽軒との「関西シウマイ弁当」を筆頭に他社とのコラボレーションが進んでいます。また、いつでも弁当が楽しめるように美味しさを閉じ込めた「冷凍弁当」の販売、それを支える冷凍技術の向上、そして生産能力拡大のための新工場を設置予定です。

大阪・関西万博にかける強い想い

生産能力拡大のため、2025年には新工場を着工し、見学可能な「魅せる工場」が完成予定です。そして万博に出店し、海外のお客様に「BENTO」「能登の輪島塗の器に神戸牛すき焼きを乗せた究極のえきそば」を提供予定です。ロボットやサイネージを用いた視覚的にも楽しい未来型レストランで万博を盛り上げます。

近畿経済産業局 地域経済部 地域未来投資促進室

【リンク先】
まねき食品株式会社