
【万博60秒解説】毎日がスペクタクルショーだ! (このイベントがすごい①)
まもなく開幕する大阪・関西万博。会場内では、ドキドキ・ワクワクするイベントや、学び・気づきを感じるイベントが多種多様に行われます。経済産業省の担当者が「独断と偏見」を交えて、見どころを簡単に紹介していくシリーズ。今回は、会場で会期中毎日行われる2つの華麗なショーを紹介します。

出典:博覧会協会HP
黄昏時には、世界中から「願い」が集う One World, One Planet.

万博開催期間の184日間の毎日、日が沈むと、会場内の全域でさまざまな装置や来場者の持つデバイスがまるで一つの大きな生き物の細胞のように連動し光り出す、光と音とテクノロジーの織りなすスペクタクルショーが始まります。“One World, One Planet.”と名付けられた、博覧会協会が主催する万博公式イベントです。万博会場と世界中がつながるリアルとバーチャルを融合したイベントを、会期中連続で開催することは万博史上初の試みです。
会場全体に音楽が流れる中、大屋根リングがライトアップされ、1000機のドローンが織りなす大迫力のドローン・ショーやEXPOホール「シャインハット」の壁面に映し出される広大なプロジェクションマッピングなど、会場全域が連動してさまざまな演出が行われます。
このショーのテーマは、「願い」。スマートフォンのアプリで、それぞれの持つ未来への「願い」を投稿できる参加型イベントも行われます。たくさんの「願い」が集まれば集まるほどに「願いの樹」は、どんどん成長していきます。
楽しかった万博の一日を振り返りながら、会場内の光と音の壮大なショーで他の来場者とも一体感に包まれる。万博の忘れられない思い出の一つとなることは間違いありません。
水と空気のスペクタクルショー

もう一つ。会場内の地図をご覧になると、リングの一部は海の上にかかっていることに気付きます。リングの内側に広がる水辺。そこが「ウォータープラザ」です。
ここもまた、会期中の毎日、ショーの舞台となります。
日没後は、この水辺に張り巡らされた約300基の噴水が縦横無尽に躍動します。ウォーター・スクリーンに映像も映し出しながら、照明やレーザー、音楽とも共鳴し合い展開される、水と空気の壮大なスペクタクルショーが大展開。生きものたちと人が心を通わせる不思議ないのちの物語が描かれます。
米国のラスベガスのホテルでは世界的に有名なウォーターショーがありますが、それに決してひけを取ることのない(?!)、躍動感あふれるショーです。
日中も音楽に合わせて噴水が駆動する水上ショーを実施。夜も昼も、海の万博で行われる、水の織りなすショーは、小さなお子様も含め、どんな世代も楽しめる会場内のアトラクションです。
これら2つのショーを含めて、会場内で行われるすべてのイベントは無料!テクノロジーとアートが融合した特別なショー。せっかく会場にいかれるのであれば、これらを見逃す手はありません。ぜひ会場で、これら迫力あるショーを実際に体験していただくことをオススメします。
経済産業省 博覧会推進室
【リンク先】
博覧会協会HP(水と空気のスペクタクルショー「アオと夜の虹のパレード」)
博覧会協会プレスリリース