大阪・関西万博特集

【万博60秒解説】この民間パビリオンがすごい④~未来につなぐエンタメ超進化~

(提供:左上から、吉本興業ホールディングス(株)、 (株)バンダイナムコホールディングス、一般社団法人大阪外食産業協会)

まもなく開幕する大阪・関西万博。会場内には、名だたる日本企業や関係機関が総力を挙げて作りあげた「民間パビリオン」も立ち並びます。経済産業省の万博担当者が、これまた「独断と偏見」を交えて、見どころを簡単に紹介していきます。今回は、エンターテイメントの超進化した未来が見えるパビリオンです。

世界中の子どもを笑顔でつなぐ(よしもとwaraii myraii館)

笑う門には福来たる、と言うくらいですから、健康と笑いには正の相関関係があるはずです。いのちを輝かせるために、「笑いの新しい可能性を拡げていくこと」を正面からテーマに据えた個性的なパビリオンが「よしもとwaraii myraii館」です。丘の上に浮かぶ、直径20メートルの巨大な笑顔の球体は、一度見たら忘れられないインパクト。内部にも笑いを呼び込む様々な仕掛けが施され、球体前の広場では、お弁当を食べながら、イベントやショーを楽しむことができます。笑いは、言葉や文化の壁を超えていくはず。世界の子どもたちが笑顔でつながれるコンテンツが展開されます。

戦い終え、社会課題解決のため燃え上がれ!(GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION)

バンダイナムコが出展するパビリオンは、ガンダム三昧です。外観デザインは、未来のスペースエアポート。内部では「ガンダム」の世界観の詰まった体験型の展示を展開。ガンダム好きには、たまりません。パビリオンの前にそびえ立つのは、高さ約17メートルの実物大のガンダム像。これは、かつて横浜で展示された動く実物大ガンダムの資材を再活用し、RX-78F00/E ガンダムとして、新たな姿でお目見えしたものです。万博会場での唯一無二のガンダム体験、アツいです。

大阪を「新・天下の台所」に! (ORA外食パビリオン『宴~UTAGE~』)

1970年の大阪万博は、日本にファミレスやファストフードなど「外食」の新しいカタチを定着させる契機になりました。食も、日本が誇る「ジャパンコンテンツ」の最強のツール。今般の万博でも、これから先の新しい外食のあり方を示すべく、大阪の外食産業が力を合わせて造ったのがこのORA外食パビリオンです。日本の外食文化を「宴(うたげ)」として新たな価値を世界に訴求し、未来の外食の姿を模索する空間です。未来に向けたエンタメの進化系をぜひ体験してみてください。

日本企業の出展する民間パビリオンを連続投稿でご紹介してきました。どれも各企業の「本気」が詰まっています。会場で、ぜひ実際に確かめてみてください!

経済産業省 博覧会推進室

【リンク先】
EXPO2025 大阪・関西万博公式Webサイト 国内パビリオン
EXPO2025 大阪・関西万博公式Webサイト よしもと waraii myraii館
EXPO2025 大阪・関西万博「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」公式Webサイト
ORA外食パビリオン『宴~UTAGE~』公式Webサイト