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【万博60秒解説】この民間パビリオンがすごい①~テクノロジーで未来社会を垣間見る~
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(提供:左上から、三菱大阪・関西万博総合委員会、日本電信電話、パソナグループ)
まもなく開幕する大阪・関西万博。会場内には、名だたる日本企業や関係機関が総力を挙げて作りあげた「民間パビリオン」も立ち並びます。経済産業省の万博担当者が、これまた「独断と偏見」を交えて、見どころを簡単に紹介していきます。今回は、テクノロジーで未来社会を先行体験できる民間パビリオンをいくつか取り上げます。
深海から宇宙へ。壮大な旅を圧倒的な映像体験で(三菱未来館)
過去の万博でも、民間企業が主体となったパビリオンは、嗜好を凝らした展示や演出で、来場者に未来社会の到来をあの手この手で感じさせてくれました。日本開催の万博で毎回おなじみの「三菱未来館」。今回の万博でも登場します。
地上に浮かぶ「母船」をイメージした建物は、外観からして未来感が抜群。来場者は、ここから時空を超えるシャトルへと乗り込み、未知なる深海から宇宙のはるか彼方の火星まで至る壮大な旅へ向かいます。旅の途中で、いのちの起源とその広がりを想像しながら、驚きの場面や出来事に遭遇することに……。いのちを辿る、時空を超えた圧倒的なスペクタクル体験。大迫力です。
未来の通信技術は、「空間」まるごと伝送する?(NTTパビリオン)
NTTが最も力を入れている最先端の技術開発といえば、“IOWN(アイオン)”と呼ばれる次世代情報通信基盤。「時空を旅するパビリオン」をうたうNTT館では、このIOWNを存分に使った「空間伝送」の技術を体感できます。かつて、電話は離れた場所でも「音」を伝え、会話を可能にしました。1970年の大阪万博で迷子捜しに大活躍したテレビ電話は、「映像」を伝えました。そして、今後は、「空間そのもの」が繋がります。物理的な距離も、心理的な壁も超えて、場を共有し、互いに存在を感じあう体験。まさに未来のコミュニケーションの先取りです。
拍動する人工心臓との初対面!!(PASONA NATUREVERSE)
パソナグループのパビリオンは、今次万博のテーマを正面からど真ん中に据え、医療・ヘルスケアの分野を中心に、これからの未来社会を描きます。館内では、「鉄腕アトム」や「ブラックジャック」がナビゲーターとなって、テクノロジーが超進化した先の未来の医療サービスや、人にも環境にもやさしい食べ物などを紹介してくれます。そして、何よりも、『iPS心臓』のリアル展示は、大注目。最新のバイオテクノロジーで、培養液の中で実際に拍動する心臓の姿は必見です。
限られた紙数での紹介はとっても難しいですが、民間パビリオン編、まだまだ続きます。お楽しみに!
経済産業省 博覧会推進室
【リンク先】
EXPO2025 大阪・関西万博公式Webサイト 国内パビリオン
大阪・関西万博「三菱未来館」 | 三菱グループサイト
NTT Pavilion | EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト
大阪・関西万博 PASONA NATUREVERSE 公式Webサイト