大阪・関西万博特集

【万博60秒解説】この国内パビリオンもすごい!① ~日本館で「循環」をめぐる旅にでよう~

まもなく開幕する大阪・関西万博。日本政府が出展するパビリオンが日本館です。テーマは「循環」。日本を代表するキャラクターたちが次々に登場し、写真映えする幻想的なアート空間も。いのちの「循環」の多彩さ、奥深さがギュギュッと詰まった、体験型パビリオンです。

ぐるっとつながる、円環状の大空間!

今回の万博のホスト国、日本政府として出展するパビリオン。それが「日本政府館」です。略して「日本館」。英語では“Japan Pavilion”です。円環状で美しい外観のパビリオンは、野球場のグラウンドがすっぽり入る大きさで、会場内最大級の規模を誇ります。内外壁には、国産木材の板を活用。会期終了後には再利用される予定で、パビリオンそのものが「循環」というコンセプトを体現しています。

3つのエリアで「循環」を体感する

パビリオンの内部は、3つの展示エリアで構成。ぐるり一周することで、自分自身が大きな循環の一部だと体感できる。そんな展示内容になっています。

「パビリオン」と聞くと、パネルがあって展示物が並ぶだけの空間をイメージされるかもしれません。でも、このパビリオンはちょっと違います。バイオガス発電の設備があって、会場内のゴミの「再生工場」として実際に稼働。最先端のバイオ技術で彩るアート空間では、本当に藻類が培養されます。他方で、目には見えない微生物の働きは、インスタレーションで「可視化」。多彩な循環のイメージをリアルとアートを織り交ぜて、感覚的にも体感できる工夫を凝らしています。展示室内は、どこもスマホでの写真撮影OK。写真映えする幻想的な空間がたくさん用意されています。

あのキャラクターたちも大集合 循環の醍醐味を共に

日本を代表するキャラクターたちも日本館に大集合します。ハローキティは藻類に大変身。ベアブリックは微生物の働きを示し、ドラえもんは日本の「循環型ものづくり」の本質を分かりやすくナビゲートしてくれます。

来館者は、美しい木の温もりと、自然との調和が織りなす世界を楽しみながら、「循環」の一部になるような体験を味わえます。そして、見て触れられる「火星の石」が示唆する宇宙大での循環のロマンとの出会い。日本らしい循環の「美」と「知」が詰まった日本館。ぜひ、足をお運びいただき、終わりなき「循環」の旅の醍醐味を味わってみませんか?

経済産業省 博覧会推進室

<関連情報>
日本館について
日本館グリーティングムービー

<過去のリリース>

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【展示公開 第2弾】日本政府館の「ファクトリーエリア」を紹介します
【展示公開 第3弾】日本政府館の「プラントエリア」と宇宙関連の展示物を紹介します