大阪・関西万博特集
【万博60秒解説】20年ぶり日本開催。「万博」って何だっけ?
国際条約に基づき、「日本国」が主催。
2025年は「万博イヤー」。大阪・関西万博が4月13日に開幕し、大阪・夢洲(ゆめしま)を会場に半年間にわたって開催されます。正式名称は「2025年日本国際博覧会」。大阪府や大阪市が主催ではありません。国際博覧会条約という国際条約に基づき、日本政府が主催者として実施する世界有数の大規模国際イベントです。
5年に1度だけ。長い歴史ある世界の祭典。
世界初の万博は、1851年のロンドン博。それ以降、170年以上も続く由緒正しき国際イベントです。国際機関が公認する大規模な万博(「登録博」)が開催されるのは、5年に1度だけ。日本が主催するのは、2005年「愛・地球博」(公式キャラクターのキッコロとモリゾーでおなじみ)以来の20年ぶり。
※なお、沖縄海洋博(75年) 、つくば科学博(88年) 、大阪花博(90年)は、分野を絞った「特別博」「認定博」。国際機関公認ですが、「登録博」とは別区分。
世界の期待、日本の責任。
日本政府は2017年から誘致活動を始め、クライマックスは2018年のBIE総会。対抗馬ロシアのエカテリンブルクを決戦投票で破って、大阪開催が決定しました。いわゆる「グローバルサウス」の多くの途上国も日本を支持。各国の期待に応え、万博を滞りなく実施する責任が主催国日本にあります。
海外目線で万博を発想する
参加予定は、160を越える国や国際機関。日本主催の万博では過去最多です。大阪・関西万博には様々な観点から意義があります(「60秒解説」で別途解説)。何よりも、世界が自ずから大注目してくれる国際舞台。日本として、官民で最大限に活用しない手はありません。
経済産業省 博覧会推進室
【関連情報】
国際博覧会
EXPO2025 大阪・関西万博公式Webサイト