60秒早わかり解説

製造業関係のみなさま必見! 自社に適したDXを進めるために今、すべきこととは。

「DX」という言葉は聞くけれど、何からはじめればいいかわからない・・・。一部の領域だけデジタル化したものの、プロセス全体でみるとまだまだ進んでいない・・・。

そんな課題を抱える製造業に関係する皆様、「スマートマニュファクチャリング構築ガイドライン」をぜひご活用ください。

1.デジタルソリューション活用で全体最適に変革

経営課題や業務課題を特定せずに、既存の部門機能・業務を前提とした「部分最適」の追求に終始していませんか?全体プロセスを俯瞰した「全体最適」を目指す企業にとって、開発設計‐生産管理‐製造‐販売/サービスなどの一連のプロセスを総合的に捉えられる人材や、「デジタル技術」と「ものづくりの変革」双方を踏まえた進め方のノウハウの不足などが課題となっています。

こうした課題に向き合う企業の皆様をサポートするため、経済産業省とNEDOは、経営・業務変革課題の特定からデジタルソリューションの活用による変革を実現するまでのプロセスを解説した「スマートマニュファクチャリング構築ガイドライン」を策定しました。

2.自社に適した全体最適化を実現する4ステップ

ガイドラインでは、デジタルソリューションの適用・導入による変革に向けた具体的なステップを解説しています。

ステップ1:自社が抱える経営課題・業務変革課題を特定する
ステップ2:自社が目指すべきレベルとその内容を理解する
ステップ3:システムを活用した業務イメージや実装するソリューションを参照し、自社の企画に生かす
ステップ4:企画~実装までのポイントを理解。事例集も参考に、いざ実践!

3.ガイドラインを使って自社に最適な変革を!

ガイドラインは以下のURLからダウンロード可能です。

スマートマニュファクチャリング構築ガイドライン
https://www.nedo.go.jp/library/smart_manufacturing_guideline.html

また、本ガイドラインは、実際に製造事業者の皆様にお使いいただいた上での有効性検証や、ソリューションベンダー、Sier、コンサルタントなどの皆様からの情報提供により、今後もアップデートしていきます。最適なデジタルソリューションの適用・導入による変革にぜひお役立てください!

製造産業局 製造産業戦略企画室

【リンク先】
「スマートマニュファクチャリング構築ガイドライン」を取りまとめました