今月のヒトコト

春はあけぼの、夏はアイスクリーム

毎日暑いですね。暑さの影響か、METI Journal オンラインでも「統計は語る アイスクリームなどの動向について」が週間人気ランキング上位をキープしています。記事を読むとアイスクリームを食べる時に、「2012年からアイスクリームの家計の支出額は右肩上がりで、支出額が最も多い都市は金沢市なんだよなぁ」と思い出したり思い出さなかったりします。

さて、7月の政策特集「国際経済の流れを捉える 通商白書2023」は読んでいただけましたでしょうか。今年で75回目となる通商白書。実際に執筆を担当した職員や現地に赴任している職員の声も交えて、みどころをピックアップしました。’グローバル・サウス’や、’デカップリング’など、ニュースで出てくるあの言葉もまるわかり。最近の国際情勢や世界経済のこれからを短時間でチェックしたい方は、ぜひ記事をご覧ください。

実はビジュアルの文字の大きさや色にも意味があり、キーワードを見ただけで白書のストーリーがイメージできるように工夫をしています。

話題の方に特別インタビューする「HOTパーソン」では、“世界最高齢”プログラマーの若宮正子さんにAIの時代を生きていくのに必要なものや、人生を有意義に生きるコツを伺いました。ご自身でデザインされたエクセルアートの服を着て、「学ぶことは面白い」「社会や企業の人に対する評価は時代によって大きくかわる。長い目でみれば良い」と語る若宮さんはとてもいきいきとされていました。お話を聞くだけで元気になれる、そんな記事です。

ところで夏休みといえば、私はひたすら「タッチ」のアニメを見て過ごした記憶がありますが、今の子どもたちは、環境問題などにも関心が高く(60秒早わかり解説「子どもたちと一緒に考える資源循環~出張授業で学ぶ“持続可能な社会” 」参照)、自由研究のテーマも、より社会の出来事に関連したものになっている印象です。

最近は就職や資格試験だけでなく、高校や中学の試験でも、世界で起きている出来事や国内の政治・経済・社会について数多く取り上げられています。社会課題に対し、子どもたちがどう考えるかを問われることも。

そこで、8月の特集では、「夏休み親子企画 試験に出る経済・産業」と題し、子どもたちが社会の授業で習う、知っておきたい経済産業政策に関連するテーマを取り上げます。親子で読んでいただき、一緒に話してみるきっかけとなれば幸いです。

8月2日・3日には、経済産業省こどもデーが開催されます。今年は高校生・中学生向けの講演イベント「\仕事って面白い!/ わくわくを仕事にしよう~起業、理系のキャリア、研究者、政策~」も同時開催。起業家、理系キャリアの方や研究者、政策担当者など幅広い分野の先輩の話を聞くことができます。皆様のご参加お待ちしています!

経済産業省広報室/METI Journalオンライン編集チーム

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