60秒早わかり解説

これからのものづくり~Connected Industries~


IoT・ビッグデータ・AIの進化といった第四次産業革命が進展する中、グローバル競争の中で我が国産業がどう勝ち残り、持続的成長を実現するか。世界中の企業がそのフロンティアを追いかける中、成長のヒントを提供すべく、製造業のこれからをテーマに「Connected Industries国際シンポジウム」を開催した。

Connected Industries×ものづくり

モノとモノ、人間と機械・システム、企業と企業、生産と消費など、様々な「つながり」によって、新たな付加価値の創出や社会課題の解決をもたらす産業の未来像「Connected Industries」は、高い技術力や臨機応変な現場力を強みとする我が国製造業に多くのメリットをもたらす。ある企業では、自社開発のセンサーモニタリングシステムを生産設備に繋ぎ、単純作業や重労働を省力化、生産性の向上や人手不足の解消を実現した。また、AIを活用して匠の技をデータ化し、若手への技能伝承に成功した企業もある。さらに、それらのデータを生産設備に繋ぐことでトレーサビリティシステムを構築し、品質管理の向上を進めたり、多品種・短期納期に対応し、シリコンバレーで新たな顧客の獲得に至った例もある。

ビジョン動画の策定

ハードウェアとソフトウェアが高度に融合して価値を創出する姿を描くのは容易でない。そこで、これからのものづくりのイメージや世界観を表現する動画「未来のものづくり: Japan Manufacturing Tomorrow~Connected Industries~」を公開している。既存の枠を超えて未来戦略を描くきっかけになれば幸いである。

【関連情報】
「Connected Industries国際シンポジウム」を開催しました

<第四次産業革命をめぐる海外の「ビジョン動画」の例>
世界経済フォーラム「The Fourth Industrial Revolution」
KUKA Robotics Group(中国ロボットメーカー)「Hello Industrie 4.0」

<日本政府による「ビジョン動画」の例>
Japan Show Act | CeBIT 2017 Opening Ceremony
Infrastructure with Japan: Design Tomorrow